天然ハーブであるヘナは、インドなどに自生する低木植物で、植物染毛剤や薬剤、防腐剤として昔から一般的に使用されてきました。
ヘナは天然染料ですので、副作用が少なく、化学染料とは違い地肌や毛髪を痛めることがありません。

ヘナには発色効果があり、肌や髪がオレンジ色に色づきます。ヘナの成分は毛髪のケラチンにからみついてハリコシつやをだし、紫外線によるダメージなども防ぐ効果があります。ヘナは、白髪染めとトリートメントが同時にできる自然由来の安全なカラー剤です。

天然のヘナは通常のヘアカラー剤とは違い、ブリーチ剤は配合されていないので黒髪を明るくする効果はありません。ヘナはあくまでも白髪にオレンジ色を付けるものです。
インディゴ（木藍）という植物をヘナとあわせて使うと黒っぽく発色します。オレンジ色を打ち消して、茶色や黒色に近づけたい方はインディゴを併用して染めていきます。

実は、「ヘナ」と書かれてある商品がすべて天然成分で安心、というわけではありません。ナチュラルヘナは発色が安定しないため、化学成分が配合されているものが多くあります。これはナチュラルヘナと区別して、ケミカルヘナといいます

天然成分１００％のヘナやインディゴはすぐに発色はしません。個人差はありますが、６時間経過後に少しずつ酸化発色します。

美容室でヘナカラーをしてすぐに茶色く染まる場合は確実にケミカルへナに間違いないと思います。

ヘアーファクトリーレアポエで提供しているヘナ＆インディゴは高品質の天然成分１００％ハーブです。

科学薬品や染料が混入しているヘナは、染めた後ですぐにブラウンや黒に白髪が染まります。

天然ハーブ１００％のナチュラルヘナやインディゴはすぐには色は発色しません、なぜなら、元々草だからです。染めた直後から空気中の酸素で少しずつ酸化されていき個人差はありますが、茶色やこげ茶色になるまで、約２～３日はかかります。
天然１００％ヘナやインディゴMIXで染めた直後は・・・
ヘナのみで染めた場合はオレンジですが、インディゴMIXを混ぜた場合はグリーンから黄緑になります。

ヘナＱ＆Ａ

普通のカラーと何が違うんですか？

普通のカラー（アルカリカラー）とは全くの別物として考えて下さい。まず、普通のカラーは化学染料で作られていますがヘナは植物の葉だけで作られています。また、普通のカラーには毛髪のメラニンを脱色して染料を入れますので頭皮・毛髪にダメージを与えますがヘナは脱色効果はなくダメージもありません。

ヘナの色や明るさは？

天然１００％のヘナはオレンジ色しかございません。白髪を染めるとオレンジ色に発色し黒髪はほぼ色の変化はございません。アルカリカラーの様に髪の色素を抜く事が無いので一般的な茶色い明るい髪色にはならないのです。

白髪をブラウンに染めたいのですが・・・

ブラウンに染めるときは下記のインディゴと言う植物の葉を調合して染めます。調合によりブラウン～マホガニー色に染まります。

しっかり染まりますか？

ヘナは熟成させてから使用しますのでしっかり染まりますがインディゴを混ぜた物は髪質やその時々で染まり具合の変化はあります。
しっかり染めたい方は２回染めをお勧め致します。

２回染めとは何ですか？

１度ヘナで全体を染めて次にインディゴを混ぜた物で染めます。

時間はどの位かかりますか？

ショートで２時間～２時間半、２回染めで３時間～３時間半です。

ヘナは塗ってから沢山時間を置いた方が良いと聞いたんですが・・・

はい、時間は置いた方が良いですがサロンでは１時間以上は置きません。もっと置きたい方には「塗るだけヘナ」と言うメニューがございますのでそちらをお勧め致します。
塗るだけヘナをご覧ください。

ヘナはかぶれませんか？

天然１００％のヘナでも自然のものにかぶれるお客様もいらっしゃいますが、ヘナでは９９％の確立でアレルギー反応はでませんがインディゴでアレルギー反応が出る方がおられます。（インディゴはマメ科の植物ですので大豆・蕎麦・植物アレルギーのある方）
使用前はパッチテストを行ってくださいね。

ヘナには化学物質が含まれている物があります

ヘナに各種ハーブをブレンドしたもので毛髪をしっかりと染めるには化学染料が必要です。
ドラッグストア等で市販されているヘアカラーのほとんどは化学染料で出来ており、頭皮・毛髪のトラブルが近年、急増しています。（ジアミンアレルギーなど）
黒髪・白髪を安定して茶色や好みの色に染めるには発がん性が疑われているパラフェニレンジアミンや発がん性と環境ホルモン作用の疑いの強いバラアミノフェールが含有されているものが多いです。

2002年3月まで厚生労働省はヘナを化粧品として輸入することを認めていませんでしたが美容室を中心にヘナは普及し始めヘナの効用が認められ各種書籍で紹介されるようになりました。
ところが美容室ではお客様の回転率を高めるためには短時間で染め上げなければならず、そのため化学物質の入っているヘナを多用してきました。
化学染料入りのヘナだと色合いも望みどおりに定着させることも可能だった為、多くのメーカーはヘナの効用を訴求しながら、化学染料入りのヘナを販売しました。（今も販売している所もございます。）
化学染料入りヘナと分かって使用しサロンのお客様にも伝えて使用する場合は良いと思いますがサロンもお客様も知らずに使用しているケースもございます。

短時間（30分）で好みの色に染まるヘナは？です。